山口健壱という人間に関する自分語り前編

皆さんコンバンハ。

キャンプ場よりも寒い部屋よりお届けします。マジ寒いです。
こないだある展示会で旬の過ぎた「今でしょ!」を衆人環視の状況でやりました。マジ寒いです。

さて、今回は自分語りです。
なのでキャンプの情報が欲しい方はあんまりアレですね。アレ。

ぼくは根本的にネガティブです。相当な。
何をやっても何を考えても下向きです。そもそもこの自分に対する評価すらネガティブです。
これまで何かに対して熱意を持ってやって来れたことは何一つありません。
ただ不思議な事に色んなことに興味を持ちます。
色んな事に興味を持っては捨ててを繰り返してきました。それはもう1日坊主の勢いで。

キャンプもそんな中の一つでした。
社会人になって金も余ってるけどやることがない。基本的には社交性があるように振る舞う内向的な人間ですので。
だから、急に思い立ったその日のうちにテントと寝袋を買ってそれだけ持ってキャンプに行きました。
キャンプ場の入り方なんかよくわかんないし、テントなんていつまで立っても立たないし、ご飯を食べる道具も無かった。
というかそもそも食材を買ってテントを張ってから調理用具が無い事に気づく始末。夜は明かりないから暗いし。
夜は寒いし、床は固いし、体は痛いし、寝れない。
でも、テントじゃ寝れないから車で寝ようと思って外に出たときに心が動いた。

空がものすごく大きく広がってた。
真っ暗だけど、月と星がたくさんあって真っ暗じゃない。
空気はピンと張った糸みたいに張りつめてた。

そのとき、中学校の時の塾の帰りを思い出した。塾までチャリで通ってたんだけど、健太ってやつとよく夜中にチャリで塾から帰ってた。
帰りは平野坂って長い坂を二人で大塚愛のさくらんぼを歌いながら下ってた。
二人でなんだかどうでもいいことを話ながら歌って下ってた。寒いんだけど、月やら星やらがすごい綺麗で二人で平野坂を下る時間が自分の中では割と好きだった。

あの時をなんか思い出したんですよね。
別にあの頃に戻りたいって思った訳じゃなくて、
あの頃は好きな子ができたら片っ端から告って、ろくでもない趣味にひた走って、中二病にどっぷり浸かって。
ろくでもねえな。
でも、毎日が楽しかったし、色んな事を感じてたと思う。

そんな事がふっと蘇ったのよ、そのキャンプ場で。
形容しがたい感情がぶわーって溢れてくるような。

だけど、結局その時で一度キャンプは終了しました。人間すぐには変われません。あんな感動もどこへやら。
いつものネガティブな山口くんに戻りました。

意味もなく分けるので、次回につづく

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