本を一切読まない僕が思った「本を読むということ」

どもども、ヤマケンです。

ヤマケンヤマケン
”アウトドアから笑顔を”なアウトドアクリエイター。キャンプで日本一周をしながら頭皮を労る26歳。好きな声優は花澤香菜さんと安野 希世乃さん。
キャンプ初心者向けブログ【住所不定キャンパー】を共同運営してます。

今回は本を読むとどうなるのか、本を一切読まない僕が思ったことを。

本を読まない人は人間じゃない?

先日2ちゃんねるのまとめサイトを読んでた時にこんなスレが紹介されてました。

IT企業社長「本を読まない奴はもう人間じゃない」

内容はIT会社の社長が「本を読まない奴は人間じゃない」みたいな過激な発言をしたインタビュー記事を紹介されてて、それに対して「何言ってんだこいつwwwww」みたいなレスがついてるスレについでした。

本を読まない奴は人間じゃない的な発言はかなり過激というか、極端な表現の仕方で煽ってる感半端ないんですが、その理由が至極全うでして。

情報は鮮度も大事ですが、質や強度が何より重要だからです。時間とコストをかけて編集・執筆された本、特に時間的な淘汰をくぐり抜けてきた歴史的な名著などには、人生を生き抜くための超良質な栄養素が詰まっています。本になっているような、誰かが考えに考え抜き、時間による淘汰も超え今でも使われているようなフレームワークには普遍性があります。

引用元:VASILY金山氏「本を読まないやつは人間じゃない」-Yahooニュース

これほんとそうだと思うわけですよ。確かに世の中には読むだけ無駄な意味不明な本だったりもあるわけですが、それでも出版されるって事は普通に内容があるからなわけで。

しかも、沢山の人間たちの集合知が本の中に凝縮されているわけです。読まないより読んだほうが良いに決まってる。

本を読まないやつと読むやつは多分見える景色が全然ちがう

とか言いつつ僕は一切本を読まないんですが、そんな僕はこんなことを思うわけです。

本を読まないやつと読むやつは多分見える景色が全然ちがう。出てくるアイディアの量と質がぜんぜん違う。

僕は今キャンプ場を巡りつつ、キャンプの初心者向けの情報や日本全国の名所などをブログで紹介して生活していますが、旅の相方佐久間との差が一向に埋まりません。

この相方、常に思考し続けてます。ブログを成功させる方法、稼ぐ方法、その他諸々。常に考えてるのが2年間隣に居続けてよく分かりました。

アイディア出しをしていても、量と質が僕と全然違います。「え?そこに気づく?」とか「そんな方法あるんか」というのがジャンジャン出てきます。

そしてこいつ、尋常じゃなく本読んでます。僕がアニメを1クール見る間に10冊は読んでじゃないの?って思うくらい読んでます。移動&キャンプ&ブログで時間が殆ど取れないにも関わらずです。

他にも要因は沢山あるけど、僕と彼の埋まらない差の一つにこの本を読むかどうかがあることがこの2年間で痛感出来ました。

読むことで【思考する】ようになる

そんなこんなで、この話を昨日佐久間にしたんですが、

本を読むと、思考をするようになる。それが素地になる。

みたいな事を言っていました。

本に書いてある事が自分に当てはめてどうなのか。どうしてそういう結論になるのか。なんでそう表現するのか。

これは確かに、僕がまだ本を読んでいた時、同じ感覚を経験したことがあります。

実際この感覚ってブログを書くときにもかなり重要な感覚で、どういう人がどういう情報を求めてるのかとか、どうすれば伝えたい事が伝わるのか、そういう事を考えながらやらないとブログでお金を儲けることは出来ない訳です。

これはブロガーだろうがサラリーマンだろうが変わりませんよね?どうやったら契約を結べるのかとか、どうやったら商品を導入出来るのかとか、思考しないといけないですもん。

その素地を作るのに手っ取り早いのが読書なのではなかろうか。

頭の中にどこかに知識が残る。それが繋がる瞬間がある。

また、旅の最中で聞いたのは。

知識一つ一つはフワーっと頭の中にあるだけ。それが新しい知識が入ったり、ある場面に出会った時に繋がり、アイディアになる瞬間がある。

この話を聞いて何となく思ったのが、

知識が増えると掛け算の考えが出来るようになる

のではないかということ。

知識が少ないと、基本足し算かスタンドアロンなアイディアしか出せないし、掛け算したとしたって、母数が少ないんだから大したアイディアなんか生まれない。

知識が多けりゃ幾らでも掛け算し放題。確率の問題も母数が大きくなればなるだけ可能性が増えるじゃないですか。知識というかアイディア出しも正にそれと一緒じゃないだろうかと。

だからこそ日々本を読んで少しずつでもいいから知識を増やしていくことが重要だと思うわけですよ。僕本読まないんですが。

経験し得ない経験を経験することが出来るんじゃないの?

本で知識を得るってどういうことなんだろうと考えてみて出てきたのが、

自分の生活圏内だけでは経験し得ない事を疑似体験することで経験出来るんじゃないか

ということです。

社長とかなんかこう凄いことやってる人が書いてる自伝書とか自己啓発本とかあるじゃないですか?あれって、自分じゃない誰かの生き方や経験を知ることのできる方法じゃないですか。

通常知識を増やすって行程は、自分でトライしてみてその結果をフォードバックして経験という形で知識になるとおもうんですよね。

でもそういう本を読むことで、自分では体験していないけど、より実感をもって疑似体験できるんじゃないかと。

疑似体験による経験を知識として自分にあるのとないのでは、予期せぬ事態やまだ見ぬ事態に出会った時に、得られる物のレベルが違う気がするんですよね。

まとめ

本を読まない僕が、本を読みまくる相方との違いを見て思ったことを書きなぐってみました。

結論としては、意識高いwwwwとか言ってる暇があったら黙って本読んでみたら?というものでした。本を読まない僕が言うのもなんですが、本を読んで無駄なことは何一つ無い気がします。

読まない奴は人じゃない、っていうのは過激な表現ですが、読む奴読まない奴に違いが生まれるのは間違いないと思います。

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